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シナリオ5牢獄からの逆襲 敵を全滅せよ

 目を覚ますとまず見慣れない天井が目に入った。苔の生えたレンガだ。ベリアルの攻撃を浴びたあと牢獄に移されたのだと理解した。固い床に寝かされていたせいであちこち痛む体を起こそうとすると、キルフォートが手伝ってくれた。
 先に目覚めたキルフォートも他の二人がどうなったかはわからないらしいが、ここが旧東京つまりEXTOKYOの旧池袋にある巣鴨プリズンであり、A.G.Eの人体実験場として使われていることを教えてくれた。
「お前、なんでそんなこと知ってるんだよ?」
「看守に聞いたのさ。よほど暇だったらしくてペラペラと喋ってくれたよ。それにホラ、いいものも手に入った」
 キルフォートは金メッキが剥げ放題の鍵束を取り出し、呆れかえっている俺の目前につきつけた。
「そう、この牢獄の鍵さ。看守のポケットから拝借させてもらったよ」
「すごいな、お前…いや、俺以外のみんなは普通の人間じゃないんだったな」
 俺は自嘲気味に笑った。事実気後れしていた。岡田は俺をイレギュラーだと言い蔑んだ。それに岡田にベリアルの姿を与えたのは悪魔召喚プログラムを開発した親父だという罪悪感もあった。元凶はA.G.Eだが、原因は親父ではないか!
「キミも十分普通の域を超えてるよ。悪魔との交渉や合体ができるのは、キミだけなんだからね」
「俺に力なんて…」
「まぁいいさ。キミが力を正しいことに使う限り、ボクはキミの仲間だ」
 キルフォートの言ったことは事実だったがリストモバイルを奪われている今、俺は無力だった。キルフォートは俺の肩を叩き、それより今は脱出だ、と言った。
「そうだな、渚や宗方たちとも合流したい。早いとこ牢を抜けよう」
「気を抜かないようにね。今のボクたちには自分の体しか頼るものがないんだから」
 牢を破って悪魔が多数配置された廊下をキルフォートと並んで走った。弱いものばかりだった。俺は攻撃を担いキルフォートは回復を担ったが隙あらば攻勢に転じた。途中にあった刀は振れなかったが背負っておいた。
 間もなく奥の牢に渚と晴臣の姿を見つけた。
「勇二くん!」
「渚…それに晴臣も、無事だったんだな」
「ふん…当たり前だ」
 鍵を開け無事を確かめ合うと晴臣さえかすかにほほ笑んだ。奥の部屋でリストモバイルを取り返すと希望が湧いてきた。
「さあ、警備が薄いうちにここを出よう」
 キルフォートの合図でまた移動を始めた。
 晴臣が一度後ろを振り返った。彼の野性的直感の鋭さは知れていたので、俺も注意を払いつつ、床を踏みしめた。


(レベル15)

その時点で一番レベルの高い仲間が選ばれるのかな?
ゲームでは冒頭でキルって呼んでました。まさかのニックネームに感極まって泣きました。エティファンをどうするつもりなの?スタッフありがとうありがとうスタッフーうわーキル結婚してうわーキルとなら間違いを起こしてもいいよーーーうわあああん
バンダナはヒロインのことキミって言ってたけど勇二くんは誰彼かまわずお前呼ばわりしてドキドキします。敵はあんたですが。なぜキルの前で晴臣を宗方と呼んだのかは知りません。
締められるは始められるの間違い?

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